和風喫茶 震災復旧工事
「2024年能登半島地震」で被災した店舗の外壁を修繕させていただきました。
既存の外壁はモルタルに塗装仕上げの外壁でした。ひび割れ部分を補修して再度塗装する方法もありましたが、大きな余震が続いており、修繕しても再びひびが入る恐れがあります。お客様からのご要望としては、「少しでも早く修繕してほしい。方法はお任せします」とのことでした。
修繕方法の提案
①ひび割れ箇所を補修して、塗装仕上げでの修繕
一般的な塗装仕上げの外壁の修繕方法となります。工事費は抑えることができますが、補修跡が完全に消えないことや、余震により再びひび割れがおきる可能性が高いです。
②既存の外壁の上から、新たに外壁を重ねるカバー工法での修繕
工事費は高くなりますが、ひび割れがおきる危険性が少ない方法です。今回は店舗の正面部分ということ、「和風喫茶」ということもあって、下見板の外壁でご提案しました。
修繕工事
それぞれのメリット・デメリットを説明した上で、修繕方法を選んでいただいた結果、下見板によるカバー工法での修繕工事をさせていただくことになりました。